熊野大社【島根】スピリチュアルで優しいパワースポット|龍を感じる火の発祥の地

神社

島根県の山間にある、朱塗りの橋が美しい熊野大社。

出雲大社と並ぶ、出雲国一宮とされており、この二社は、古くから深い関係にあるようです。

熊野といえば、和歌山を思い浮かべるかたも多いと思いますが、

実は島根県の熊野大社のほうが古く、日本で最初に火をきりだしたとされる、

優しさに満ちあふれた縁結びのパワースポットなのです。

 

 

熊野大社 陽の気に満ちたパワースポット

熊野大社は、島根県の松江中心部から、約15キロ南へ下った山間にある神社です。

最初に白い大きな鳥居が目に入ってきます。

少し歩くと、

意宇川にかかる朱塗りの橋(八雲橋)が見え、

のどかな町に、きれいな鮮やかな橋のかかった風景が、ここに着いただけで心洗われるようです。

八雲橋を渡ると、清らかで懐かしさも感じるような、御手洗場があり、

少し階段を登ると、随神門の間から大きな注連縄がかかる本殿が見えてきます。

 

この光景が、もう神々しいです。

大きな神様がおられるのだなぁという感じがひしひしと伝わってきます。

随神門をくぐると、清らかな広く開けた境内の正面に、拝殿、本殿が静かに佇んでいます。

境内に足を踏み入れた途端、その清らかさが一瞬で染み渡りました。

 

熊野大社 パワースポット!優しいエネルギー

そして、途端に感じて出た言葉は、「優しい!!!」

なんて優しい空気感なんでしょうか、

八重垣神社でも家庭的な懐かしい癒しのような空気を感じましたが、

ここ、熊野大社はそれを更に優しくしたような、もっと細かく軽いもの、

境内にいるだけで、本当に心地よい、サラサラした空気につつまれ、サラサラと自分が浄化されているのではないかと思えました。

そして境内の隅まですべてが明るい!です。土地自体光輝いているようにも感じられました。

境内を見回しましたが、どこも陽の気に溢れていて、暗さがないのです。

気分が落ちている時、物事が上手く進んでいないと感じる時などに、参拝に来させてもらうといいなと思いました。

本当に気持ちがいいです。

 

後で気がついたのですが、この陽の気が強いのは、ここ熊野大社が、「火の発祥の地」と言われているのも関係あるのかもしれないなと感じました。

 

拝殿・御本殿

拝殿の奥には、

本殿、熊野大神(素戔嗚尊)と、
その両隣に、妻の稲田姫と、母神である伊邪那美尊

が横並びに祀られています。

拝殿前も、とても優しく「あたたかい!」の一言につきます。

大きな願い事はそんなになかったのですが、ここに来れた事、今の生活への感謝をお伝えしましたが、

同時に、大きなあたたかさと見守るような安心感を感じました。

何か願い事がある時には、叶えてくださるようなあたたかい力をいただけるのではないでしょうか。

御本殿拝殿の左側の、母神・伊邪那美尊の拝殿です。

 

そして、なぜかインスピレーションで、「縁を紡ぐ(つむぐ)」が浮かびました。

紡ぐとは、”様々なものをより合わせ一つのものを作り出す”

という意味のようで、

さまざまなご縁を合わせるように導いてくださるのかな、

と勝手に理解しました。

 

熊野大社の御利益は、「縁結び」ですから。

 

そして、拝殿の左手がとても気になるので、行ってみると、そこには、荒神社と、稲荷神社がありました。

 

荒神社 龍を感じるパワースポット

ここは、初めて訪れた時、ここから呼ばれたような不思議な感覚がした、とても惹きつけられたスポットです。

御祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)

こちらにもおられました。

背後には、湧水?お水が流れ出ていて
何だかとても神秘的で、スピリチュアルスポット的な要素です!
一緒に祀られておられる神様も
高龗(たかおかみ)
闇龗(くらおかみ)
象(くらみずは)
で、やはり水の神様でした。
京都の貴船神社などの御祭神と同じです。祈雨、止雨などの、水の供給を司る神と言われており、

水の神、龍の化身、龍神とも言われている神様です。

ここは、龍神様もおられるのかもしれませんね。

龍は、願いを叶えるスピードが早いとも言われていますよ。

龍についてもらうと、人生が好転するともいわれています。詳しく知りたい方は、こちらもどうぞご覧ください。
龍が近くにいるサイン!龍につかれると人生が好転する?龍に好かれ守られるには?
スピリチュアルなことが一般的になってきた昨今ですが、そこで「龍」という言葉を目にすることが多くなってきたように思います。龍への意識が高まっているともいえますね。龍に近くにいてもらえたり、龍につかれると人生が急速に好転するそうです。ぜひ、近く...

 

鑽火殿(さんかでん)

境内の、拝殿左側に「鑽火殿」があります。

鑽火祭などで使用する「ひきり臼」、「ひきり杵」が保管されています。

他の神社では見たことのない様式の社殿です。

萱葺き屋根に、四方の壁を檜皮で覆い、竹の縁でめぐらせているという珍しい様式です。

「鑽火祭」や出雲大社宮司(出雲国造)の襲職時の火継式を行う重要な場所です。

 

熊野大社とは?

出雲国一宮

出雲国一宮である、島根県の熊野大社は、杵築(きづき)大社=(出雲大社)と並ぶ大社として敬われてきた古社です。

一宮とは、社格のひとつで、その地域(国)の代表といえる神社で、その地域の象徴となる存在だったようです。

「一宮争い」などの起こる国もあったとか。

 

御祭神

熊野大社の御祭神は、「伊邪那伎日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命
という長い名前で、

スサノオノミコトです。

「伊邪那伎(イザナギ:父神)の大切な御子で、神聖な祖先神でもある熊野の地の偉大な神、櫛御気野命」
という意味の名。

「櫛御気野命」は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の別名と言われています。

 

ご利益

縁結び、良縁成就、夫婦円満、子授、安産、除災、招福、所願成就、殖産興業、招福縁結、厄除

 

火の発祥の地

日本で最初に火を切り出したとされる神社で、

日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)
とも呼ばれています。

御祭神のスサノオノミコトは、「きりもみ式と」呼ばれる火おこし方法を伝えたとされています。

 

鑽火祭(さんかさい)

毎年10月15日に「鑽火祭」と呼ばれる重要な神事が行われています。

この神事が独特なんです。

出雲大社の「古伝新嘗祭」をはじめとする祭事は、

熊野大社の起こす火を使わなくてはならないとされており、

出雲大社国造、自らが、

火を起こす道具である、「ひきり臼」、「ひきり杵」を受け取りに行くのです。

その際、献上品として、大きな餅を持参するのですが、

熊野大社側からは、下級神官である「亀太夫」が対応し、

献上品である餅に、散々文句を言い、押し問答の末、

最終的に餅を受け取り、代わりに「ひきり臼」と「ひきり杵」を渡すという、珍しい儀式です。(亀太夫儀式)

 

出雲大社と熊野大社の関係性

この神事から、熊野大社の方が、格が高い??と思える、出雲大社と熊野大社の関係性が見えてきます。

熊野大社が鎮座する八雲町一帯は、古代出雲国の中心地だったようです。

ひときわ高く大きな存在感の熊野山(今の天狗山)の中腹に熊野大社はあったと言われています。

拝殿の大しめ縄は、古代の中心とされていた偉大な神の存在を思わせます。

 

アクセス

松江市八雲町熊野2451

JR山陰本線松江駅より一畑バス•八雲車庫行 終点で乗り換え、八雲にこにこバス•熊野大社行 終点「熊野大社」下車。

交通の便のあまり良くない所ですので、レンタカーやタクシーもおすすめします。

JR松江駅から車で約40分

☎︎ 0852-54-0087

 

熊野大社 (島根) まとめ

島根の、のどかな町にたたずむ、出雲大社と並ぶ格式高い「一之宮 熊野大社」。

スサノオノミコトが、大切な女神二神、妻神と、母神と一緒に祀られています。

そのためか、境内は、家庭的な温かさと、光輝くようなような明るさに満ちあふれている、

本当に優しい、癒しの空間でした。

」を生み出した神の一面がみれたり、

引きつけられた荒神社には、貴船神社と同じ、龍神とされるの神が祀られているという、魅力的な神社でした。

また、参拝させていただきます。

 

 

 

 

 

 

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