神魂神社(かもすじんじゃ)【島根】不思議なパワーが溢れる聖地!UFO?と謎の穴とは?

癒し

島根県松江市にある、神魂神社。

昔の姿のまま、ひっそりと佇む古社ですが、そのパワーは凄いものがあります。

格式高い神気あふれる神社で、存在そのものが素晴らしく、訪れた人々の心をつかみます。

スピリチュアルカウンセラーの、江原啓之さんも奇跡の神社と絶賛されたそうです。

厳格でありながら、ミステリアスでもある、魅力的な神社です。

 

神魂神社と出雲大社

神魂神社は、素朴な古社で、神様の親とも言われている、イザナミ、イザナギが祀られています。

島根県には、国宝が三つあり、出雲大社、松江城、そして、ここ神魂神社です。

出雲大社の前身が神魂神社?とも言われており、

旧暦10月の神在月には、本当はこの神魂神社に神様が集まって来られるのではないか?

また、出雲大社ができるまでは、神魂神社に集まっていたのではないか?などの説があるようです。

神魂神社のご神紋は、二重亀甲に「有」のマーク。

有は漢字の「十」と「月」に分けられ、出雲大社の神在月を連想させますね。

 

揖夜神社、八重垣神社、熊野大社などと並び、「意宇六社」の一つにあげられる神社でありながら、「出雲風土記」に記載がないのは、出雲国造家の私斎場的な社だったから、のようです。

 

 

神魂神社の不思議 参道からパワーが凄い

第二の鳥居。その先には重厚な石の階段が続いています。

ここに立っただけで、清らかな気が溢れているのを感じられます。

ここに来れたことに、自分がワクワクしているようです。

第二の鳥居をくぐると、重厚な石の階段が続いています。

ひんやりとした石段と、清々しい緑の木々の中を歩いていると、きれいなエネルギーが身体を通り抜けていくようで、さらさらと浄化されるような感覚。

ゆっくり階段を登っていると、苔のたくさん生えた、精気に満ちた御手洗(みたらし)場が見えてきます。

何だかもう、このあたりから、ただならぬ空気が流れている感じがします。

(右手の階段を登りきると、すぐに拝殿がある)

すごいです。この御手洗場もたぶんすごいと思います。

ここで携帯の調子が、突然おかしくなるという不思議体験!(私は波動の高い木などの前でよく起こります。)

画面が白い雲に覆われたようになり、写真が撮れなくなってしまいました。

少しして、写るようになりましたが……何だかとにかく、すごい!と思える空気感です。

 

何か特別な、高貴な雰囲気を感じられて、気を引き締めて行かせていただかなくては!

と、格が違うピリッとした空気感を感じました。(怖いとか、厳しいと感じる方もいらっしゃると思います。)

ここで、この先の参道は二手に別れます。

まっすぐに進むと、ゆるやかな女坂から行くこともできます。

が、早く上が見たくてワクワクするので、急な石階段(男坂)を登りました。

登りきるとすぐ目の前が拝殿になります。

 

神魂神社の不思議 格の違いを感じる拝殿

階段を登りきると、いきなり拝殿という不思議な造りになります。

拝殿前に立ち、参拝。

何だか、恐れ多いという感じのする、高貴で格の高い印象を受けました。

主祭神は、伊弉冉大神(イザナミノミコト)、その夫である伊弉諾大神(イザナギノミコト)を一緒にお祀りされています。

神様の親とも言われている神様です。

大きな神様で、社殿や境内は大きな癒しのパワーにあふれています。

ですが、八重垣神社や、熊野大社のような温かい家庭的な癒しとは違い、大きな力で底から清めてくださるような感じがします。

拝殿、本殿の後ろ側は、ゆったりとしているので、何故このような造りになったのか、ちょっと不思議に感じます。

 

神魂神社 御本殿は国宝!

御本殿は、400年以上前に建てられたといわれており、現存する「大社造」の社殿の中で最も古く、国宝に指定されているそうです。

床が見上げるほど高く、

前面と後方の中央にある宇豆柱(うずばしら)が、それぞれ前側と、後ろ側に突き出るように建てられています。

大社造は島根県東部の神社に多く見られます。

古びた木の感じは、神魂神社の長い歴史を感じる事ができ、厳格で威厳に満ちています。

拝見することはできませんが、本殿内部には、江戸時代に描かれたとされる極彩色の壁画があり、

天井には9つの瑞雲(ずいうん)が描かれているそうです。

ご本殿の右側 不思議なエネルギーを感じる場所

この、ご本殿の右側に立つと、とても気持ちがよくて、しばらく佇んでいました。

背後にある山からのエネルギーと、ご本殿をゆっくり眺めながら、積年のエネルギー?を感じながら立っていると、

魂?の底からキレイになるような気持ち良さ!浄化されるよう。移動したくなかったです。

 

後から気が付いたのですが、この場所ご本殿の右側は……気持ちいいと感じる理由がありました。

神魂神社の御本殿は「大社造」。

大社造の内部のつくりは、御祭神は正面を向いておらず、男神なら「左側」、女神ですと「右側」を向いて鎮座しておられます。

神魂神社は、女神(主祭神:イザナミノミコト)を祀ってありますので、右側を向いておられます。

御本殿の右側は、伊弉冉大神の正面になるのです。

やはりここは、素晴らしいエネルギーが流れているといえるのではないでしょうか。

 

神魂神社のご利益

夫婦円満、授児、安産、縁結び、商工繁栄 など

 

神魂神社の不思議 境内は癒されるパワースポット

境内は、とても癒されるパワースポットです。

拝殿、本殿は、威厳があり、古くからの歴史の重みを感じる素晴らしさがあります。

また、拝殿前が狭く、何となく圧迫感を感じますが、

本殿まわりの境内は、割と広く、日当たりの良い、ゆったりとした空間です。

気持ちいい癒しのパワーにあふれているようです。

 

神社の後方には、ゆったりとした山がそびえています。

この山には、古代の磐座(いわくら)と思われる、巨石群があるそうです。

「相撲の祖神」といわれる野見宿禰(のみのすくね)は、

出雲の出身といわれ、ここで体を鍛えたという言い伝えが残っているそうです。

 

本殿背後には、摂社、末社が一列に横並びしており、この、「一列に横並び」というのも、不思議な光景で珍しいなあと思います。

一つ一つ見応えがあり、

また、ユニークでもあります。

右側より、

御釜社、熊野社、伊勢社、杵築社、貴布祢稲荷両神社、外山社、荒神社、蛭子社、武勇社、

が並んでいます。

 

神魂神社の不思議 ユーホー??お釜で降臨

本殿背後には、摂社、末社が横並び一列に並んでいます。

一番右側には、大き目の社殿がありました。

「出雲国造(いずものくにのみやつこ)」の大祖といわれる天穂日命がこの地に降り立たれ、
(アマテラスの第二子で大国主を出雲大社に祭祀するよう命じられた)

この時に乗ってこられたのが、何と!鉄釜!?とされています。

え?お釜??ちょっと笑ってしまいました!

ユーホーってこと??

ここ神魂神社の古代からある厳格な、ちょっとお堅そうな雰囲気の神社のイメージと、お釜に乗って降臨っていう、ちょっとコメディな感じのギャップが何とも不思議で面白いと思いました。

一番右側の社殿…御祭神が書いてないので、何の神様がお祀りしてあるのだろう?と思いました。中を拝見させてもらうと…

何と、大きな鉄釜がお祀りされてました!

え〜〜!本当にお釜があるー!?

これに乗ってきたの??

あの時代にこの大きな鉄釜が作れたのか??微妙な感じも…ですけど、まぁそれは夢があっていいということで気にしないでおきます。

 

本殿左側にある、貴布袮(きふね)稲荷両神社は、桃山時代に創建され、出雲地方では珍しい、「二間社流れ造り」で、国の重要文化財に指定されています。

 

神魂神社の不思議 神籬(ひもろぎ)と、謎の穴

神籬(ひもろぎ)

見たこともないような、ミステリアスなスポットですね。

本殿左側に並んでいる摂社の中に、突然のように紛れ込んでいて、何も説明がありません。

何か特別な場所である、ということは、見るだけでわかりますね。

この奥に、謎の穴があります。

 

謎の穴

写真を撮ったのですが、見る人によっては怖いと感じるかもしれませんので、載せるのは控えておきます。

防空壕?と言われていたり、ここが神気に満ちたすごいパワーがある場所とか、怖い!とか言われているようです。

見たこともないような神籬と、奥に見える謎の洞穴のようなものが、何となく不気味さを醸し出しているのだと思いますが、

神社のかたは、「ただの穴」と言われているそうです。

私も一緒に行った友人も、霊感など殆ど感じないんですが、2人とも勘はよく働くタイプなんです。

何か特別な場所、というのは、感じますが、

穴の前まで行きましたが…、鈍いので、特別何も感じませんでした。

気持ちの良いよいエネルギー的なものは、私は感じませんでした。

でも、感じるかたは感じるようで、同じ時間に参拝に来られていた、スピリチュアルに詳しそうな団体様方は、「すごい!」とか、「見える!」とか、「目が見えた!、光った!」など、皆さんずいぶん盛り上がっておられました。

人によって、感じ方は違うようですね…。

 

荒神社と松の木

それより、私は、その右横の「荒神社」と、そのすぐ近くの木のほうが、すごく惹かれて気になりました。

出雲大社のそがのやしろで見かけた時と同じ、薄茶色のトガケも出てきて、(神社で生き物やトガケは神様からの歓迎のサインとされています)

居るだけで何だかとても気持ちがいい、サラサラしたエネルギーが流れている感じがしました。

素戔嗚尊さんに呼ばれたときのような同じ感覚があったんですけど、御祭神はスサノオさんではないようですね。

奥津彦命、他、ニ柱の神様が祀られているようです。

この近くにあった、松の木?にも、すごく惹かれました。

古代のまま、ひっそりと佇んでおられる、純粋で神気あふれる神魂神社。

神魂神社の存在そのものが素晴らしいのです。

神聖すぎるほどのこの神社、昔から大切にまもってこられた穢れのないこの空間を、パワースポット好きの観光客が騒ぐなどして、穢してはならないのだなと思いました。

拝殿前の、「境内はお静かに」、「拝殿に近づいての撮影はご遠慮下さい」などの貼紙を、最初に見たときは、厳しいなあと思いましたが、

よその地から、大切な神聖な地へ、お邪魔させていただくという気持ちで、穢さぬよう参拝させていただく気持ちが大切かもしれないと思いました。

 

神魂神社 アクセス

島根県松江市大庭町377

【松江駅から】

松江市営バス(かんべの里行):終点下車、徒歩3分。(本数が少ないので注意)

一畑バス(大庭、八雲行):約18分、風土記の丘入口下車徒歩10分。

タクシー:松江駅から約15分

神魂神社 駐車場

すぐ横に駐車場があります。

第二の鳥居の近くなので、第一の鳥居をくぐるのを忘れないように気をつけてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました