宮島|人生の再出発に呼ばれた?神の島*厳島神社の見どころ&豆知識も

お寺

古来より、島全体が「神の島」として崇められてきた宮島。

実は、人生の再出発する時期を迎えた時、呼ばれることがあるようなのです。

島自体が神域と言われる「神の島」で癒され、新しいエネルギーを満たして新たな自分になる後押しをしてくれるのかもしれません。

宮島は、そのすべてが見どころ満載で、語りつくせないほど沢山の魅力にあふれています。

大鳥居、厳島神社の社殿、大願寺、大聖院、千畳閣(豊国神社)、弥山など、

一つの島に、これでもかというくらいのパワースポットがあります。

その一つ一つが、また素晴らしく神秘的なんです。

事前に知っておくと楽しめそうなスポットや、豆知識なども、お伝えしたいと思います。

 

宮島 人生の再出発に呼ばれた?

宮島は、神の島といわれるだけあって、いたるところがパワースポットのようです。

きっと歩いているだけでも、癒されていくのでしょう。

行くと何故か元気になっている事に気がつきます。

先日、宮島に行こうと決めていた日は、

薄曇りであまり天気も良くなく、主人も私も少し風邪気味でした。

私はあまり気乗りがしなくて、別な日にしようかと思っていましたが、主人は何年も宮島に行ってなかったので、行く気マンマン。

仕方なく…行く事になりました。

宮島に着くと、やっぱり観光地の活気もあり、どこを歩いても素晴らしい景色と、土地の神々しいパワー!空気が違います。

足からも吸収しているのでしょう、身体全体がよろこんでいるよう。

風邪気味だったはずが、何を見ても嬉しくて、心もスッキリ、身体も元気いっぱいに歩いていました。頭もスッキリしています。

主人は、歩くのは苦手で(少し太めなので)、着いて少し歩いたら、やっぱり疲れた様子でした。

ですが、昼食を食べた辺りから元気になり、弥山(ほぼ登山!にもかかわらず)の帰り道には、別人のように、スイスイと私よりも元気に歩いていました。

その様子に、私もびっくりしました!

主人も、「いやー!宮島来たら元気になったわー!すごいのー」と自分でも驚いています。

 

ホントに、弥山を登った後なのにすごいなあ…と、

主人の変貌ぶりに、私も不思議で本当にびっくりしました!

宮島には、厳島神社や、大願寺、大聖院など、大きな神社やお寺もありますが、小さな摂社?などの神社が、そこら中にあり、色んな神様が色んな人や場を清めてくれているのかもしれません。

 

宮島(厳島神社)に呼ばれた? 三度訪れる不思議

それを見て思い出しました。

そういえば2年前に、私は、何故か、一年の内に3回も宮島に行く機会がありました。

自分から誘ったわけでもなく、たまたま誘われたり、

別な所に行く予定だった場所が、宮島に変更になったりしたのです。

そして、宮島が楽しかった話をしたら、別の友人が行きたい!となって、計3回も行っていました。

 

考えてみると、その前年、私は人生の転換期とも言えるべき年で、色んな事があって、それを脱したばかりの時期。ようやくホッとできた時、次のスタートラインに立ったともいえる時でした。

その3回とも、とても楽しくて、歩き回ったはずなのに、少しも疲れたと思わず、逆に元気になりました。

3回も来ることになるなんて、あの時は、もしかしたら、傷心の私は元気にしてもらうために、宮島に呼ばれていたんだろうか?

心も身体も元気にしていただき、新たな出発点の時期に、まさに、再スタートを切るようだったな…と今回の宮島の訪問で、気がつくことができました。

人生の大事な時期には、不思議と、その時に合った神社に呼ばれ、行くことになるような気がします(伊勢神宮、出雲大社など)。

神様に後押しをしていただいているなあと、後から気付くことができます。

 

二年前に一緒に行った友人も、別な日に一緒に行った、いとこも、歩くのが苦手で、自信がないと言っていましたが、

帰り道で、二人とも「こんなに歩けて自信がついた」と言っていたのを思い出しました。

 

宮島は、やはり神域で、島全体に大きな力があふれた神の島なんだなぁと思います。

心と身体に力が湧きます。

人生の再スタートを切る時期には、訪れてみるといいと思います。

来られるときっと全身にパワーをもらい、元気をたくさんいただけると思いますよ。

 

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宮島「神の島」 島自体が御神体

厳島は「神を斎き(いつき)祀る島」が名前の由来とされています。

厳島神社の創建前から、島自体が御神体とされ、かつては、人が住むこともはばかられるような神域だったようです。

そのため居住も農耕も禁止されていたそうで、今も島内にお墓はないのです。

また、出産も島内ではできないそうです。

島の形は、「観音様の寝姿」にも見えるといわれています。対岸や、フェリーから眺めてみてはいかがでしょうか。

その「神の島」に社殿を建てるのは、恐れ多いとされ、島を傷つけることなく建てられる場所として、海に造られたと言われています。

周囲の海と、海上の建築物、背後の弥山の原生林が一体化し、自然と融合した神聖な神社建築として評価され、1996年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

島の14%が世界遺産なのだそうです。

 

厳島神社の大鳥居は自らの重みで立っています。

宮島といえば、厳島神社の大鳥居!

実は、地中に埋まっているのではなく、自分の重さだけで立っているのです。

干潮の時間には、鳥居の根元まで行く事ができます。

ぜひ、鳥居の大きさや、生の迫力を味わってみて下さい。

行ってみると、

柱の大きさ、太さ、鮮やかな朱色と、細工の金色のコントラストが見事で、圧倒されると思いますよ!素晴らしいです。

高さ16メートル、重さ約60トン、6本の柱で立っています。

主柱は、樹齢500年以上のクスノキの巨木を使っているそうで、木を探すのに、なんと20年の歳月がかかったそうです。

 

※干潮の時刻は厳島神社の入口に書いてありますので、確認されておくとよいといいですね

 

大鳥居の笠木と扇額

大鳥居の笠木(屋根の部分)の両端には、太陽と三日月のマークがあるんです!

太陽が昇る東側には太陽が、沈む西側には、月が描かれています。

近くに行って見られた時には、見上げて見てください。

陰と陽の意味があると言われています。

 

また、陸側(社殿側)と海側で、書いてある文字も違うんですよ。

陸側「伊都岐島神社」、海側「厳島神社」となっており、文字の書体も、草書体と行書体で異なっています。

同じ鳥居で、違う表記になっているのも、大変珍しいのだそうです。

 

厳島神社 見どころ&豆知識

名だたる武将にも信仰されたパワースポット

厳島神社は、平安時代に平清盛に修造されました。

その清盛をはじめ、足利尊氏、足利義満、毛利元就、豊臣秀吉など、歴代の武将にも信仰された、強力なパワースポットなのです。

 

厳島神社 境内

広い社殿の御本社には、海の安全を守ってきた三姉妹の御祭神が祀られています。

境内は、順路に沿って回廊を進んでいきます。(一方通行になっています。)

お社が4ヶ所あり、

入口すぐには、客神社(まろうどじんしゃ)、
中央に、御本社
西側には、大国神社天神社があり、

この厳島神社にお参りするだけでも、たくさんのご利益がいただけそうです。

 

客神社

厳島神社の最大の摂社で、御本社に祀られている三女神と同時に生まれた、五男神が祀られています。
五男神から、新たな良縁を授かれると、言われています。

御本社

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
の三女神を祀る

水の神様、海上交通を守護する女神

心願成就のご利益があり、
特に市杵島姫命は、財福を授けてくれる女神なのだそうです!
財運アップ、技芸上達

平清盛、毛利元就、豊臣秀吉なども崇敬していました。

 

大国神社

出雲大社の御祭神、大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る
田心姫命、湍津姫命と結婚しているため、こちらに祀られているとも言われているそうです。
縁結びのご利益

 

天神社

学問の神、菅原道真をお祀りしています。
毛利隆元が寄進した摂社。
室町時代に建てられたため、ここは素木のままで朱塗りされていない。

天神社から、長橋が見えます!
長橋は、神様へのお供え物を運ぶ際に使われていた橋といわれています。
長さ33mの長い橋は、ここからしか見えません。

 

満潮時と干潮時で景色の違いを楽しむ

厳島神社の大きな特徴は、何といっても海の上にある事です。

満潮時には、海に浮かぶように立つ大鳥居と社殿は神秘的な優美な景色を見せてくれます。

干潮時には、大鳥居や社殿の根元までしっかり見る事ができます。

潮の満ち引きで、全く違う景観が見れることも大きな魅力ですね。

干潮、満潮の時刻は毎日変わり、約6時間周期で繰り返されます。

※干潮と満潮の時刻は宮島観光協会のホームページでも確認できます。
事前に調べておくと、よいですね。

 

干潮時にだけ出現する「鏡池」

境内の3箇所にあります。

干潮時の砂浜に、現れる小さな丸い池で、砂浜から真水が湧き出ているために見られる現象のようで、決して干上がることのない、パワースポットなのです!

「客神社」の脇、「東回廊」近くにあるそうです。

 

波や高潮に耐えるための工夫がたくさん

海の上に建てられた厳島神社には、水害に耐えるために、たくさんの工夫が施されています。

平舞台や、祓殿は波を弱めるため役目もあるのです。

回廊や平舞台の床板には、板と板の間に隙間が開いています。(めすかし)

これは、大雨や台風時などや潮が高い時に、床下から海水が押し上げてくる圧力を弱め、回廊に上がってきた海水を、流すという役目もあるのです。

 

厳島神社「8」の謎

厳島神社には、謎に「8」という数字が隠されている?とか。

厳島神社の柱と柱の間は、8尺(約2.4m)
その間の床板は8枚でできている。

平舞台先端から大鳥居までの距離は、88間(約160m)
拝殿から大鳥居までの距離は、108間(約195m)

参道の灯籠の数も、全部で108基

なのだそうです!

8という数字が、縁起の良い数字で、

仏教では神聖な数とされるためではないか、という説もあるようですね。

 

海上から参拝

海上から、大鳥居をくぐって本殿へ参拝するのが、本来の参拝方法と言われています。

船から参拝されてみるのはいかがでしょうか。

 

宮島参拝遊覧船

ライトアップされた、夜の厳島神社を満喫でき、遊覧船から幻想的な鳥居なども楽しむ事ができます。

アクアネット広島宮島事務所
☎︎0829-44-0888
17時55分発〜21時15分発まで40分ごと全6便(要予約)

 

大鳥居のミニチュア版!

長浜神社

厳島神社の摂社。

海辺に、厳島神社の大鳥居にそっくりの、ミニチュア大鳥居があるんです!

満潮時には、この鳥居も海に浮かぶように見えます。

宮島に到着したら、フェリー乗り場から、左手に進んで行くと、見る事ができます。

観光客の皆さんは、到着すると、右手に進んでいかれるので、知らない方が多いので、穴場スポットです。

お時間のあるかたは、行ってみられるのも面白いと思います。

 

 

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